ニュースレター

ニュースレター一覧

2022.09.29

医療基金・シナールプランギ

シナールプランギは、1989年4月14日に設立され、人種、宗教、言語、およびその他の社会的背景を区別せず、医療(健康)に従事する非営利の財団です。施設内にはクリニック、手術前後の宿泊施設、リハビリ施設、孤児院、障がい者の働ける工房等があります。有料老人ホームもあります。

医療活動としては、困窮した家庭の身体障害児の手術やリハビリなどを行っています。

また孤児の子どもたちや扶養能力のない家庭の子どもたちを養育し教育を与え、子どもたちが将来社会で自立出来る様、支援しています。J2netでは活動開始当初より連携を持ち、手術代の寄付や手芸品の販売をしています。

シナールプランギの中心であるオランダ出身のシスターアンドレは、当初フランシスコ会のイエスとマリアの聖心会(FCJM)の活動について周りに全く理解されず、道のりは非常に困難なことが多くあったと仰っていました。その後徐々に口コミで広まった活動により、患者はアチェからパプアまで、全国各地から来ているそうです。 支援を募る宣伝などをされているかお聞きしたところ、必要なお金は、神(Lord)のお導きにより入って来ると仰っていました。

インドネシアの国籍を取得されたシスターアンドレは、本来インドネシアの支援はインドネシア人がしなければならないと仰っていた言葉が印象的でした。

どんな困難にも屈せず、信念を持って活動を続けているシスターアンドレは今でもパプア、マラン等の奥地の孤児院などを訪れ、精力的に活動されています。(2020年zakka plangi 活動報告より)

この3年コロナ禍でジャカルタでの活動がままならなくなり、関係団体に日本から直接お声をおかけして、障害児教育のヌルアバディ、ストリートチルドレン(anak jalanan)を中心とした貧困者への支線施設KDMなどに支援を行ってきました。ようやく、ジャカルタでの活動も少しずつ戻り始め、今回はシナールプランギに状況をお尋ねし、医療支援を行うことになりました。下の4人の子どもたちに手術代を寄付しました。さらに、孤児院もあるため、学習用のパソコンも支援しました。

支援金は手術代4人分でRp102,000,000、学習用PC3台Rp19,500,000、合計Rp121,000,000日本円で1,150,000円です。9月7日にJ2ジャカルタから振り込んでいただきました。インドネシア料理本の売り上げ、新古さんのカレンダー売り上げ、絵本翻訳gado-gado等のご寄付を利用しました。

引き続き、医療基金へのご協力をお願いいたします!

名前 : RAJUMI TINAMBUNAN
(ラジュミ・ティナンブナン)
性別 : 男性
年齢 : 2歳3ヶ月
住所 : Bekasi  
病気・障害の診断:口唇裂(唇裂)
コスト:Rp. 17,000,000,-(170,000円)
その他の情報: 患者の状態が整い、
手術できるようになるのを待っています。

名前 : AZNAN LILO (アズナン リロ)

性別:男性 
年齢:6歳4ヶ月
住所 : Tangerang – BANTEN 
病気・障害の診断 : 先天性内反足―足が内側に曲がる (CTEV)
手術コストと石膏鋳造コスト:
Rp. 45,000,000,-(450,000円)
その他の情報: 手術の前に、石膏ギプスをつけて足首を固定します。

ギブスでの矯正固定と手術を行います。この治療は何回かに分けて行う予定です。

3.名前:ALDI SEPIANTO (アルディ・セピアント)
性別 :男性
年齢 :15歳
住所 : 西カリマンタン州シンタン
病気・障害の診断:脊髄損傷(腰椎骨折+神経圧迫)
コスト : Rp. 20,000,000,以上(200,000円)
学歴:小学校卒業
その他の情報: アルディは 2017 年にドリアンの木から落ちました。

以前、カリマンタンで手術を受けました。
現在の状態は車椅子を使い、他の人の助けが必要です。

足は収縮し、しびれています。もう少しの改善治療が必要です。

4.名前:AFRIZAL(アフリザル)
性別:男性
年齢:10歳
住所 : 南東スラウェシ州バウバウ
疾患・障害の診断:髄膜瘤
コスト : Rp. 20,000,000, (200,000円)
その他の情報: アフリザルは脳に髄膜瘤があります。

脳に溜まり脳を圧迫する体液を取り除くために、頭から腹腔へ流すシャント手術を行う必要があります。

2022.09.15

コロナ禍でのインドネシア旅行

 2013年に本帰国後、毎年訪れていたインドネシア。コロナ流行により2019年の渡航を最後に中断していました。今回、隔離規制がなくなった為、3年ぶりのインドネシア旅行を計画する事にしました。ジャカルタ市内へは5.6年ぶりの滞在となりました。
 今回、ジャカルタで何かJ2の活動に参加したいと考えていましたが、このコロナ禍で活動は休止しており、また、お盆時期もあり、メンバーは日本に一時帰国していた事も相まって、残念ながら施設訪問など出来ませんでした。
 それでも、雑貨プランギ、J2netジャカルタの方々とお会いして、現状を伺ったり、新しくできたモールでバティック作家の伊藤ふさ美さんの着物関連の展示設営をお手伝いされた話を伺う事ができました。タイミングよく、私もその素晴らしい着物バティックを拝見する事ができ目の保養となりました。
 その際に、コロナ禍のためジャカルタで販売の機会を失った雑貨プランギの商品を持ち帰りました。こちらは、10月に日本で開催される日本最大級の国際協力イベント グローバルフェスタ2022で販売する予定です。
 ジャカルタではモールや店内は全員マスク着用していました。建物内に入る際はインドネシア政府指定のPeduliLindungiのアプリをインストールしワクチン接種のデータを紐付けておかないと、入館はできない事になっていますが、ここはインドネシア。ワクチン接種が紐づいてなくても入れてしまいました。(笑)
 旅の後半は、ロンボク島、グデ島に行きました。ここでは、ブルーバードタクシーのドライバー以外は、ホテルのスタッフを含め誰もマスクをしていませんでしたが、オープンエアのリゾート地ですし、ノーマスクも納得できます。ただ、悲しい事に、賑わっていたロンボクの繁華街はかなり閉店して荒れ果てていました。
 2018年の地震から観光客が遠のき更にコロナが追い討ちをかけた影響かも知れません。アジア人観光客は一人もあわず、欧米人しかいないのを考えると、旅行が日常になるにはもう少し時間が必要だと思いました。
 かっこいいビルやアパートができ、地下鉄も整備され、アプリやネットショッピングで用を足せ、日本よりネット環境が整備されキャッシュレス可も進み、さらに住みやすいジャカルタになっていましたが、10年前と何も変わらず貧富の差は激しいままです。でも、それがジャカルタという街なのだと思いました。
インドネシアの島々や海は美しく、人々は優しく愉快で、イスラム教のアザーンが空に響き渡り、食べ物が美味しくて、素晴らしい時間を過ごすことがでしました。
 滞在中にコロナに感染しない様にと常にどこか緊張し続けた旅行だったので、以前の様に一日も早く海外への往来が自由になる日を願ってやみません。またエネルギーが満ち溢れるインドネシアに訪れたいです。

2022.08.04

ジャカルタ活動報告

2022年6月にSinar Pelangiを訪問しました。
Sinar Pelangiは、身寄りのない子どもや障害があるなど手術や治療が必要な子どもへの支援・援助等をしている財団で、以前よりJ2ネットからもSinar Pelangiへの寄付を行なっています。

ここ2年、コロナにより、なかなか大人数での訪問がしづらかったのですが、ようやく少し状況が改善してきたので、訪問ができました。

今回の訪問では主に、現時点の活動状況と今後の活動見通し、Sinar Pelangiとしての支援希望の確認を行いました。Sinar pelangiとしては、特に、現在も紛争が続くパプアから受け入れた子ども達への教育充実のための援助、ならびに支援の必要がある子どもへの治療費援助の2点を求めているとの話でした。

今回の訪問でSinar Pelangiの意向を確認できたため、J2netとしてどのような支援が可能か検討します。



写真は 2022年1月 絵本寄贈時

2022.08.04

ジャカルタからの便り

 Zakka Plang 活動 少しずつ日常が戻りはじめました。

こんにちは

🙂
J2net ジャカルタのZakka Pelangiです。
ジャカルタではコロナもだいぶ落ち着き、少しずつ日常が戻りはじめました。
バザーも少しずつ開催され、素敵な雑貨に巡り会える機会も増えて来ましたね❣️
私達、J2netのZakka Pelangi(ザッカプランギ)もPondok Indah Golf Apartmen (通称ゴルポン)の美味しいケーキ🍰のお店Chibitomato(チビトマト)🍅さんにて、雑貨の販売を再開しております。
夏休みの一時帰国のお土産に、また、日々をバティックのかわいい小物で楽しまれてはいかがでしょうか?
パパイヤのお買い物帰りに、是非是非お立ち寄りください💕
尚こちらの商品の売り上げ金は、J2netの活動を通じまして、子供たちの施設や医療支援に寄付をさせていただいております。
社会貢献、雑貨作成ご興味のある方、私達と一緒にJ2の活動をしてみませんか。
皆さまのご参加を、心よりお待ちいたしております🙂

2022.06.18

中部ジャワの地域文庫に絵本が届きました!

この度、J2netから中部ジャワ州プカロガンのTBM(地域文庫:Taman Bacaan Masyarakatである「TBM Samudra Bahari」に本を寄贈しました。プカロガンはジャワ海に面した港町。美しいバティックの産地としても有名ですね。

これまでJ2netは、ジャカルタ近郊で直接訪問できる学校や施設に絵本を寄贈してきましたが、コロナ禍で直接訪問が難しかったこと、また、本があまり手に入らない地方にも積極的に寄贈したいと考えるようになったことから、ここ数年はTBM全国ネットワーク組織である「1001buku」から紹介してもらった施設に寄贈してきました。
ただ、今回の寄贈先のTBM Samudra Bahariとはちょっと変わったいきさつがありご縁ができました。私は普段、インドネシア語の勉強も兼ねてNHKのインドネシア語ラジオ放送を聴いており、特にインドネシアのリスナーからお手紙が届く、週一の番組「Halo dari Tokyo」を好んで聴いています。ある日いつもどおり聴いていると、「プカロガンのアフマッド・ファウジさんからのお便り。アフマッドさんはプカロガンでTBMを開いています。地域の恵まれない子どもたちに本を読む機会を持ってもらえるよう頑張っているそうです!」との声がラジオから流れてくるではないですか。ついつい「おっ!」と反応してしまいました。NHKはリスナー同士を取り持つことはしてないので、早速ソーシャルメディアで検索したところ、インスタグラムがヒット!見てみると、若いアフマッド君、地域福祉のため一所懸命活動している様子。早速連絡してみたところ、すぐに返事がありました。
正直、彼がどんな人かもよく知らないし、どんな団体かも分からない状況でしたが、インドネシアの地方にいてNHKラジオを聴いてくれ、メッセージまで送ってみようと思ってくれた、その気持ちというか心意気に応えたいなという気持ちが湧きました。子どもたちのために地域で頑張っていることを、遠い異国にラジオを通じて伝えたいと思ってくれた青年アフマッド君。まさかそれを聴いたリスナーから反応があり、数か月後に絵本が届くなど想像も期待もしてなかったことでしょう。一所懸命に生き何かアクションを起こしたら、きっとそれを見てくれている人がいて、そこからご縁が生まれ、何かに導かれることがあることを、私はどうしても彼に伝えたかったのです。
活動の様子などを詳しく聞き、信頼できる人であり団体であることを確認、翻訳絵本を準備して約2か月後に発送し、この度4月に現地に無事到着しました。届いたのはちょうど断食月が始まった頃、子どもたちも断食月の高揚感の中、遠い日本から絵本が届き、嬉しい時間になったのではないかと思います。「寝る前にお母さんに読んでもらいたいから、おうちに持って帰りたい!」と言う子どももいるそう。貸出もできるよう、データ入力やスタンプ押す作業を早くしないと!とのことでした。
今はソーシャルメディアで地球上の誰とでもすぐにつながることができます。ラジオから流れるメッセージに反応してお便りを出す、、、なんてかなり昭和的なやりとりでしたが、あまり簡単に物事が進むよりも味があっていいなと(どっぷり昭和の私は)思ったりもします。何がきっかけでどういうご縁が生まれるか分かりません。たくさんの人と触れ合いながら、少しでも多くインドネシアの子どもたちに絵本を届け、夢や希望を膨らませてもらえるきっかけを作れたらいいなあと願っています。
この写真、子どもたちが手でL字を作っているでしょう?何かわかりますか?これ、Literasi(=読み書き。英語のLiteracyから)のサインなんです。これは、読書啓蒙活動をしている人たちの合言葉。アフマッド君とのやりとりも、いつも最後は”Salam Literasi!”。これを合言葉に、これからも良いご縁をつなげていけたらと思っています。(宮崎幸)

2022.05.06

《Proyek Pelangiのご紹介》

皆様初めまして!Proyek Pelangiです!

3月16日から30日まで、国分寺のカフェスローにて『初めて知る!INDONESIAN WEEK@ Café Slow』を主催しておりました。
Proyek Pelangiとは
Proyek Pelangi(プランギプロジェクト)とは、日本とインドネシアの友好を深めたいという思いのもと、発起人の中居美樹を中心に、ジャカルタ日本人学校卒業生(現在大学生)の4人で2020年に立ち上げたチームです。
Proyek Pelangiの活動は、初期メンバーを中心に、各イベントごとに集まった両国の有志によって運営しています。  
日本とインドネシアを動画でつなぐ
Proyek Pelangiは、2020年5月『コロナに負けるな!日イStayHome企画 -Laskar Pelangi-』と題し、インドネシアの名曲「Laskar Pelangi」の演奏にのせて、両国からの応援メッセージを流した一本の動画をYouTubeに公開しました。この動画は、タレント・歌手としてご活躍中の加藤ひろあきさん、両国の大使館、SNSインフルエンサー、そしてなにより、両国の愛に溢れる同志たち総勢100人以上のご支援のもと完成し、多くの視聴者から暖かなコメントや反響をいただきました。(https://www.youtube.com/watch?v=5YgkpPwb1XA)
もっと身近に、インドネシアを。
『INDONESIAN WEEK@ Cafe Slow』は、我々のイベント第二弾となります。
発起人の中居美樹は、インドネシアと日本人のハーフで、アニメなどのカルチャーを通してインドネシアにおける日本のプレゼンスが高いのに対し、日本におけるインドネシアのプレゼンスの低さのギャップに、常に問題意識を持ってきました。そこで今回は、より多くの日本の人々がインドネシアの魅力に触れるきっかけを作ることを目的に、イベントを企画しました。
メインターゲットを、イベントの会場となったカフェスローのお客様に絞り、カフェ内ではアレンジを加えたインドネシア料理を提供し、ギャラリー内では前半1週間に版画家で絵本作家の早川純子さんによるワヤンと絵本の世界を、後半はバティック作家の伊藤ふさ美さんと、インドネシアの布に魅せられた山崎久留美さんによる魅惑の布の世界を展示していただきました。また26日は、インドネシア舞踊家のティニ・コドラットさん率いるドゥタ・ムラティ舞踊団に全面協力いただき、特別なナイトイベント“Indonesian Night”を開催しました。嬉しいことに、満員御礼となり、盛況のうちに終えることができました。
2週間、あっという間でしたが、このイベントを通して様々な方にインドネシアの魅力を伝えることができたと感じました。もともとインドネシアに縁
があってご来場くださった方も、本当に「初めまして」の方も、本物のインドネシアの伝統を見て、触れて、体感していただける場になったと思います。
今の世の中、まだまだ海外への渡航が難しく他の国を訪れその土地の文化に触れたりする機会も減ってしまっていると思います。そんな中でオフラインイベントという形で特に「まだインドネシアをそこまで知らない方々」を含めた少しでも多くの方々に、インドネシアの魅力を伝えることができたということに対し、本当にありがたいなと感じております。
イベントを開催していく中で、沢山の方に出会うことができました。特に印象的だったのはこのイベントがきっかけで初めてインドネシアに触れた方から「素敵な機会をありがとうございます。今まで知らなかった世界ですが知れてよかったですし、いつかインドネシアに訪れてみたいです」というお声をいただいた時です。このようなお声を頂けて大変嬉しかったですし、こうしてもっと多くの人がインドネシアとの距離をグッと縮めることができたら日イの友好は深まっていくのではないかと感じました。そのためにも、どんな形であれ自分なりにインドネシアの魅力を伝え続けていきたいです。
インドネシアと日本が今よりもさらに友好が深まることを願っています。

2022.03.30

ジャカルタ活動報告

 J2jakarta zakka pelangi

コロナ禍で殆どのメンバーが日本へ帰国となり、なかなかジャカルタでの活動が出来ずにいましたが、昨年の終わり頃から、少しずつメンバーがジャカルタへ戻り、活動再開へ向けようやく動きだした所です。
今回、今までの売上の中から1,000万ルピアをJ2net関連団体のひとつ Yayasan Nur Abadiへ寄付をしました。
コロナ禍でも、彼らが安心、安全な学校生活を送れるお手伝いが、少しでも出来れば嬉しいです。
彼らからお礼のメールを頂きました。
Yang terhormat.
Ibu-ibu J2 net
di Jepang
Bersama ini kami kirimkan surat pertanggungjawaban bantuan dari Ibu-ibu J2net sebesar
Rp. 10.000.000,- (sepuluh juta rupiah).
Kami atas nama Yayasan/SLB Nur Abadi mengucapkan terima kasih yang tak terhingga semoga Ibu-ibu J2net selalu diberikan kesehatan dan rizki yang berlimpah. amin.
Salam dari kami
Keluarga besar Nur Abadi

2022.02.04

ジャカルタ活動報告

《えんとつ町のプペル インドネシア語版の発行》

 

J2Netの会員の皆様、こんにちは。

インドネシアでミュージシャン・タレント・俳優・翻訳の活動をしています、加藤ひろあきです

この度、日本でも話題になっているキングコング西野亮廣さん作絵本「えんとつ町のプペル」を妻のアリーナとともに翻訳しインドネシアにて出版致しました。そして発売に際してJ2Net様を通じて様々な施設や学校に本を寄贈させて頂いています。ご協力頂き誠にありがとうございます。

この絵本「えんとつ町のプペル」は先日、日本での映画やミュージカルの公開が終了し、20221月現在はプペル歌舞伎として市川海老蔵さん主演で上演されています。アメリカでも映画上映がスタートし、今年の後半にはアメリカブロードウェイにてミュージカルが上演されることが決まっています。

今回この絵本がインドネシアで出版されることになった経緯はインドネシアの出版社「Noura Books」が海外のブックフェアに参加した際「えんとつ町のプペル」英語版に興味を持ち、そこから以前翻訳した「Laskar Pelangi(邦題:虹の少年たち」)で一緒に働かせていただいたご縁から私が日本の出版社である幻冬舎さんとの間を取り持つ形になり実現しました。

私自身初めてこの絵本を読んだ時、「信じ抜くんだ、たとえ一人になっても(インドネシア語:Percayalah. Bahkan ketika kamu satu-satunya yang percaya.)」というメッセージはインドネシアの方の心にも刻まれる言葉だろうと思い、すぐに翻訳して届けたいと思い立ちました。西野亮廣さんはこの絵本の製作過程でこんな話をされています。

夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。

「お前も諦めろよ」という言葉は「空気を読めよ」というまるで正しいような言葉に姿を変え、黒い煙の先に行こうとする者を圧倒的な数で袋叩きにする。黒い煙に包まれた『えんとつ町』というのは、つまり『現代社会』で、夢を見て、夢を語る人間を執拗に叩きます。

ゴミ人間『ハロウィン・プペル』というのは、夢を見て、夢を語り、その夢を実現しようと行動して、鼻で笑われ、叩かれ、あげ足をとられている『あなた』。

そして、主人公達は言います。

「信じぬくんだ。たとえ一人になっても。」

『えんとつ町のプペル』は、『あなた』の物語。

『あなた』へ向けた応援歌です。

僕は見たことがない景色を見たいので、

見たことがない景色に挑もうとする人をバカにはしません。全力で公定します。

そんな人に、この作品が届くと嬉しいです。

 

J2Netの方々の中にもこういった想いをされた経験のある方が少なからずいらっしゃるのではないかと思います。インドネシアにもそういった空気はあります。生まれた環境や状況で夢を持つことすら許されない人たちは確実にいて、そういった人たちに一人でも希望の光を灯せたら。

そんな想いで今回、自分たちでは到底絵本など買えないという子供たちを中心に1000冊の寄贈を決めて絵本の配布を行っています。

これは作者の西野亮廣さんと株式会社Chimeny Town1000冊をNoura Booksから買い取る形で寄贈を行う活動で、実際の動きは現地に住んで活動している私加藤ひろあきが中心となって行っております。

その活動の模様は加藤ひろあきオフィシャルブログ「インドネシアよりテリマカシ」に随時更新していきますので、これからも応援頂けましたら幸いです。

最後になりましたが、今回の寄贈活動にご協力頂きましたJ2Net様、共に実際に動いてくださった堀さん、くるみさん、くみこさんにこの場を借りて改めて御礼申し上げます。Terima kasih banyak.

皆さんも絵本「えんとつ町のプペル」是非一度読んでみてくださいね。インドネシア語版はRp.98.000で販売されていますのでこちらも手に取って頂けますと幸いです。

それでは今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

2022年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように。

 

Hiroaki Kato / 加藤ひろあき

 

https://ameblo.jp/hiroakikato39/entry-12653070538.html(加藤さんのホームページ)

2022.01.10

インドネシア超初心者の雑記

 J2netジャパン・インドネシア渡航前会員第一号の熊谷美緒さんから現地レポートが届きました。

当初4月だった渡航予定が7月に延び、デルタ株の出現でさらに延期となる中、晴れて11月に飛び立ちました。

ジャカルタ郊外のチカランからZoomでジャパンの定例会や絵本グループのミーティングに参加しつつ、常夏の国を満喫しているようです。

見るもの全て驚きかな。私たちも同じでした。

1.はじめに

2020年冬、家族の帯同でインドネシアに行くことが決まり、「現地で有意義な時間を過ごしたい」、「どうせなら、少しは人の役に立つことをしてみたい」との思いでネットサーフィンに勤しんでいたところ、20216月にJ2netにたどり着きました。

J2netメンバーはインドネシア経験が超豊富な方ばかり。

渡航を前にしても、インドネシア語や文化を学んだこともなく、インドネシアって暑いんだろうな・・・くらいの浅ーい認識しかなく不安たっぷりの私に、メンバーの皆さんは本当にいろいろ教えてくださいました。

そのため、今回この原稿を書くことを提案(≒指示)された際、断ることは状況的に許されませんでした() 

国語も苦手で小学生のような感想文で恥ずかしい限りですが、精いっぱい書きます。

 

2.インドネシアに入国し、約1か月経った感想

①驚いたこと

・空港内にて

入国日のスカルノハッタ空港で、空港職員?の方々が、空港内到着ロビーの通路を、動く歩道の上も関係なく、セグウェイ・電動キックスケーター・自転車等で爆走していたこと。

・道路状況

想像以上に車間距離(前後も左右も)がないなか、車・バイクともかなりの速度で走ること。意外と信号が少なく、交差点で直進と右左折が入り混じるなか、各車の“阿吽の呼吸”のようなものを感じられるのには感動しました。

・気温が25度くらいだとインドネシアの方にとっては寒く、少し厚めの長袖を着ていること。(寒がりの私でも半袖で問題ない温度・湿度ですが。。。)

 

②胸が痛むこと

・交差点の信号待ちの車に、子どもがお金をもらいに走ること。

12/4のスメル山噴火で大きな被害が出ていること。

・現在雨季のため、毎日のようにどこかで洪水被害が起きていること。

 

③嬉しいこと

とにかく、インドネシアの方々が優しいこと。拙いインドネシア語で話しかけても、丁寧に対応してくださる方ばかりです。お店で店員さんを呼んでも気づいてもらえず困っていた時、近くにいた方が大きな声で代わりに店員さんを呼んでくれたこともありました。

3.終わりに

コロナの影響で結果的には約半年、渡航が遅れましたが、その間は日本でJ2netに参加できたので、この経験をインドネシアで生かしたいと考えています。

まだまだ知らないことばかりで、困っている方に対して何もできないのが非常に歯がゆいですが、今できることをまずはがんばります。

 

おまけ・・・ “インドネシアっぽい?”通りの写真

2021.12.07

翻訳絵本がインドネシアの子どもたちに届くまで:後編

ほどなく、絵本のお届け先がジャカルタの幼稚園 “TK Islam Yaskin” の子どもたちに決まりました。前述の ”TIM CERITA” とは既にご縁ができていた幼稚園です。

 ところが、いざ発送の段になった初夏あたりから、ジャカルタの感染状況が急激に深刻化していきます。テレビニュースから流れるジャカルタの様子を見ては、幼稚園の開園状況や、子どもたちや先生方の健康状態、郵便事情など心配は尽きませんでした。私たちは、もどかしい思いを抱えながらも、感染状況が落ちつくまで発送を見送ることにしました。
 そして9月。マザーズクラブのイベントから半年以上が経って、ようやく“TK Yaskin”の子どもたちに届けることができました!窓口となってくださったIndah先生から、「届いたばかり」と送られてきた第一報(段ボールだけの画像)からは、私たちの絵本を待っていてくださったのが伝わってきました。翌日には、先生方が子どもたちに読み聞かせをしている様子や、子どもたちが自ら本を読んでいる画像が送られてきました。表情を見ると、すっかりお話に引き込まれて集中しているようです。その数日後には、「子どもたちは毎日読んで楽しんでいます」とのご報告。ただただ素直に嬉しく、安堵と感謝の気持ちで心が温かくなりました。
 私たちの絵本寄贈プロジェクトは、たくさんの方のご協力で成り立っています。今回は、ジャカルタマザーズクラブの方々が1冊1冊仕上げ、心のこもったメッセージを添えてくださいました。ジャカルタの子どもたちが絵本やメッセージを読み、遠く離れた日本の、会ったこともない誰かに思いを馳せるとしたら・・・、広い世界を感じるきっかけとして、とても素敵なことだと思いませんか。翻訳絵本を送る活動にご関心お持ちの皆さま、いつでもご参加をお待ちしています。
170
リーチした人数
18
エンゲージメント数
9

カレンダー

«10月»
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      

フィード

検索

ページの先頭へ