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2023.02.04

チアンジュール地震・被災者支援

先月11月21日の地震発生後、現地では速やかな支援活動が進められています。J2netと20年以上のお付き合いのある、ヤヤサン タリアシがまさにチアンジュールに住んでおり、J2netが支援していた小学校もあります。11月23日には支援第1弾としてジャカルタJ2から支援金を送りました。11月26日には日本からも送金しました。 

【11/26レポート①】タリアシのエティさんは、地区のソーシャルワーカーとしても長く勤めており、現在地区事務所の震災管理委員会会計係をされているとの事ですので、J2netの寄付もそちらとの連携で、住民への手配が行われている様です。さっそくタリアシがJ2netからの支援金を使って、5か所の村のための支援物資を調達し届けてくださいました。残りはDapur umum (公共炊き出し)のために使われるそうです。また週末は建物が倒壊した孤児院の様子を見に行くと言っています。

支援している難民キャンプでは、67世帯のうち52世帯が大きな被害を受け、住むことができなくなり、新しい場所に移らなければならない状況との事です。仮設住宅が必要ですねと言うと、行政に仮設住宅の申請をしているとの事でした。お巡りさんたちは、動画で子どもたちや住民の恐怖を少しでも軽減するために、トラウマセラピーとして笑えるパフォーマンスをしているそうです。

タリアシのアリさんが、素敵な支援ポスターを作ってくれました。ジャカルタのメンバーが新たに現地の様子を聞いたところ、子どもたちの多くが風邪をひいているらしく、希望物資リストには喉の痛みの薬や解熱剤も含まれています。日本と同じく、コロナ感染がまた右肩上がりになっていることもあり、心配が尽きません。今後も状況に合わせ、支援を継続して行います。皆さまのご支援ご協力をお願い申し上げます。

【12/6レポート②】Yayasan Tali Asih アリさん、エティさんとお会いし、被害状況、避難状況を確認しつつ、支援物資をお届けしてきました。

お届けした支援物資は〜

■《防寒・寝具等》毛布、タオル、シーツ、洋服(大人男女、子ども、赤ちゃん)、靴、かばん など

■《薬・衛生用品》トラックアンギンを始めとした薬類、洗剤、石鹸、絆創膏、ティッシュ、ウェットティッシュ、赤ちゃん用おむつ、女性用品 など

■《食品・飲料》赤ちゃん用ミルク、フォローアップミルク、子ども用お菓子 など

【12/21レポート21日に2回目の支援物資を届けました。日本人学校でも物資を集めていただき、日本企業からパンの支援も受けました。移送の支援も受けました。】

 お陰様で無事 パンも物資も届けることができました。避難所、村役場など4ヶ所廻りましたが、まだまだテント生活。初めに行った場所は雨で水が溢れる為 高床。大きいテントに73人が生活していました。

子供達にパン時々食べると聞いたら首を横に振り、食べたい?食べて!すぐにアッと言う間に食べていました。美味しい?ニコニコ首を縦に振っていました。

一ヶ所目、四ヶ所目には直接パンを渡せましたが、村役場には託して来ました。

復興には2年かかるだろう。学校の再建もいつできるか?子供達はきちんとした授業も受けず、進級し、卒業してしまう。と嘆いていたのにも心が痛みました。

そんな中、きれいな目でニコニコしている子供達の笑顔が、救いでした。

チアンジュール地震支援にご協力をお願いします。

地震の被災者支援の募金を行います。*お振り込みの際は、お名前の前に「C」をつけてください。よろしくお願いします。

三菱東京UFJ銀行 横浜支店 普通預金 口座番号/4390963

口座名/J2ネット 会計 岡 則子

《チアンジュール地震緊急支援募金への御礼とお願い》

「チアンジュール地震緊急支援」へのご協力をお願いしましたところ、たくさんのお振込をいただき、430,000円程の募金が集まりました。心より御礼申し上げます。学校が大きく壊れ、2,000,000円以上のプロポーザルが来ています。続けてお願いします!

現地はまだまだテント生活の方々が多く、子供達はキチンとした授業も受けられず、進級、卒業してしまうそうです。彼らの将来はどうなってしまうのだろうと考え込んでしまいました。

今回、支援物資が届けられたのは、日本企業のみなさまのお陰です。友人達、幾つかの企業に伺ってもbox車がなく、物資は集まるものの、どうやって届けたら良いのか、本当に悩んでいました。感謝のみです。

2023.02.03

チアンジュール地震・被災者支援

1121日にチアンジュールで地震が発生しました。被災地にヤヤサン・タリアシがあり、エティさん、アリさんが支援活動に入りました。ヤヤサン・タリアシとは長い付き合いがあるので、J2から支援協力を申し出たところ、快く受けていただきました。

 

3回の現地訪問報告

事前準備:12/29グラメディア買い物、1/31/6図書仕分・荷造り、1/16スーパーで買い物

1/19 木曜日
9:00
 ジャカルタ出発 11:50 Cianjur到着 タリアシのEtiさんと合流  12:30 Kp cibereum 到着
 
山間の田んぼと畑に囲まれた場所。トラックとすれ違いが出来なかった舗装のない一本道で谷を周りこむように到着。大部分が小作農のもともと貧しい地域とのこと。学校まで30分以上歩いて通う子もいる。平らな場所は稲作に使うため、村のエリアは斜面になって歩きづらい。村の中でも貧富の差があり、すでに自費で建て替えを始めている家も。家の横に資材のブロックやセメントのための砂の山があり家族の住むテント、その横にヤギの小屋が建っていた。
2
ヶ月近い大型テントでの暮らしは問題があり、今はできるだけ家族単位の小さいテントに移動しているという。
小屋のような家にテント・シートを被せて雨漏りしないようにした家にも住人が普通に住んでいた。集会場のようなところでは今までは月に1回程度、女性教育や子ども教育をしていたとのこと。昔から貧しく10代前半で結婚、出産し、学校も途中の人も多い地域。図書2セット、歯磨き粉、シャンプー石鹸と衣類を配る。



13:45
 Kantor Desa Ciwalen 
雨が降ってきたので狭い場所にあるPosko訪問は断念し、前回も立ち寄った村役場に。ここでは6世帯と8世帯のPoskoを管理しているということで図書、歯磨き粉、石鹸を配る。雨で、屋根のあるところがないので残りの荷物はEtiさんの車に積み替え、後日適切に配布してもらうように依頼する。
14:00
 現地出発 17:30 ジャカルタ到着

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