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2023.06.23

2022年度の絵本寄贈について~ご報告②

インドネシアの子どもたちから笑顔のメッセージが届きました!

2022年度に出来上がった翻訳絵本をインドネシア各地の地域文庫(Taman Bacaan Masyarakat)に向けて送り出してから約1か月。
先に到着したジャワ島内の3施設に続き、スマトラ島リアウ州やマルク州ケイ諸島といった遠方の地域文庫にも無事に届き、よろこびの声が送られてきました!
今回は、主にMS&ADゆにぞんスマイルクラブ様、個人で参加された方々が作ってくださった翻訳絵本を届けた、スマトラ島リアウ州の地域文庫 ”TBM HAMFARA LIBRARY” からのメッセージをご紹介します。
“TBM HAMFARA LIBRARY” は、世界で6番目に大きい島であるスマトラ島の、リアウ州のテンビラハン(Tembilahan)という町にある地域文庫です。リアウ州と言えば、スマトラ島の中部に位置する天然資源が豊富な州で、地図を見ていただくとお分かりになりますが、マラッカ海峡を挟んで、すぐ向こうはマレーシアやシンガポールといった位置にあります。テンビラハンは、そのリアウ州南部の川沿いにある人口8万人弱の町です。
施設の運営者Ridwan Syafi'i Aliさんはとても熱心に読書啓蒙活動をされているとのことで、インドネシアTBM全国ネットワーク組織の”1001buku”を通してこちらの施設をご紹介いただきました。
偶然にも、Ridwan Syafi'i Aliさんは元々日本に関心をお持ちだそうで、施設では日本語の勉強をすることもあるとのこと。そんな背景があり、今回は翻訳絵本のほかに日本語のままの絵本なども同封しました。
子どもたちはもちろんですが、 ご本人も今回の寄贈を非常に喜んでくれていて、彼が発信した ”TBM HAMFARA LIBRARY” のFacebookの記事では、絵本作りに協力してくださった方、おひとりおひとりの名前を挙げて感謝を表されていました。実は、私どもの活動では、翻訳絵本の作成にご協力くださった皆様の思いが届くようにとお名前やメッセージを書き添えていただいているのですが、今回、その「思い」もしっかりと受け取ってくださったことが実感でき、心の通った交流ができたような気がしました。
”Karena Buku Adalah Jendela Dunia, Maka Membaca Adalah Mata Untuk Melihat Dunia Tersebut.” これは、施設から届いたメッセージに添えられていた言葉で、本は世界を知る窓のようなものだと「本を読むことの大切さ」を伝えています。
寄贈した絵本が、子どもたちの世界を広げていく一助となりうるかもしれない、と考えただけでワクワクしてきますね。
私たちの絵本寄贈プロジェクトは、たくさんの方のご協力で成り立っています。翻訳絵本を送る活動にご関心お持ちの皆さま、いつでもご参加をお待ちしています。

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