日本ニュース

2017.09.28

Bengkulu の Bumi Nusantara 孤児院訪問

   ブンクル中心部から車で10分ほど走り、幹線道路から少し入った住宅地の奥に孤児院はありました。

前の道路は舗装されていないゴロゴロ石の道路でしたが、周りは平屋のこじんまりした住宅が点在しています。

この字型に建てられた孤児院の建物に向かって入り口から中庭が続き、広さははっきりとわかりませんが、小さな幼稚園といった感じです。

建物は三角屋根がトタン、壁はセメント、床は水回り以外、タイル敷でした。

 コの字型の建物は入り口から入って左側に、ホールのような15畳ほどのタイル敷の部屋があり、子供たちが集まってお話を聞いたりすることのできる部屋。

隣はむき出しのマットレスが置かれた二段ベッドがある8畳ほどの男子の部屋がふたつか三つ?

(すみません、あまり詳しく聞いたり、写真を撮るのは失礼と感じてはっきりした数字が分かりません)

その隣に衣類の部屋(子供たちの衣類は、寄付されたもので、棚に一人ひとり分けられておいてあり様子でした)。

洗濯場が続き、大きなセメントで囲われた水場と横に電気洗濯機がありました。

(洗濯は小学校高学年になると子供たち自身が洗い場で行い、脱水だけ機械を使わせてもらって干すと話していました。)

 

 コの字型の入り口から正面は台所、食器洗い場、体を洗う所と、トイレと続き、コの字型の右にいくつかの女子の部屋がいくつか、そして院長室という感じの中でもきれいな部屋が入り口に一番近いところにありました。

こちらには小さな本棚があり、中には数十冊の雑誌のような本がある様子でしたが、半分以上は空いていました。

(こちらに持って行った日本の絵本が置いてもらえそうです)

 中の家具も使い古されて、カビが多く、マットレスはあるけれど、ヘタレて汚れもかなり厳しい状態。

(これはインドネシアの貧困層ではあたりまえの状況とおもいますが。)

ただし、これが掃除当番表、と指さしてくれように、ゴミが散らかっているところはありませんでした。

 台所はガス台一つで、50人以上の子供たちを食べさせていくのは大変だろうと感じました。

食事は院長とスタッフ4人で作っているようでしたが、材料などは寄付に頼っていると話していました。

食べ物がないときには、ここにいるレレ(ナマズ)を食べるんだよ、と水浴び場と、中庭の奥の濁って小さなプール指さしてくれました。

二日目に訪問した時には支援者がいらしているということで、子供たちはパックに入ったアヤムバカルのお弁当を手にしていました。

  水回りは床を含めすべてセメントで仕上げられているので、汚れ、カビ付きが激しく全体に薄暗い感じでした。

しかし、大鍋などの炊事用具は丁寧に洗っておいてある様子。

プラスチックのオレンジや赤の皿は、タイル張りされた洗い場に入って子供たち自身で洗って棚に戻す、と一人の小学生が実演してくれました。(写真の壁の向こう側がトイレ)

  子供たちはとても明るく、初めに揃って迎えてくれた時には、彼らのスローガンのような言葉を力強く大きな声で言ってくれました。

日本について知っていることは?と問いかけるとドラえもん、桜、富士山、雪との答えが来ました。

どんなことに困っているかという院長先生への問いかけに答えてくれたのは子供たちでした。

夜の訪問でしたので、翌日学校の子供たちが休むのが遅くなってはと気にしましたが、院長先生は、就寝時間は特にないの、すべてにおいて厳しい規則を設けたら子供たちはストレスが多くなりすぎます、自主性に任せていますと話していらっしゃいました。

孤児院創設以来、いなくなった子供は誰もいないとおっしゃっていた先生の言葉がとても印象に残りました。

  翌日、gado gadoの皆さんが翻訳した絵本11冊を院長に手渡しました。院長室に多くの子供たちが集まって絵本を手に声を出して読み始め、読み終えると次の本、次の本と子供たちの中を本が回っていきました。

私の趣味は本を読むことなの、と笑顔で話す女の子。うれしい瞬間でした。

  院長が支援を受けられるとしたら、今何が一番足りないことか、必要なことかということを尋ねました。

院長はトイレ、体を洗うところと台所が1.4メートルほどの壁しか作ることができなかったので、天井までの空いた部分から臭いが台所のほうに入ってくるので、壁で仕切れるようならばうれしい、一番簡単な方法で板張りにしたら1000000RP 約1万円でできるのだがそれも今は資金がなくできない、と話していました。

しかし、学校で使うワークブックのようなLKS(Lembar Kerja Siswa)を一人一人に買ってあげられないことを一番困っていることとして挙げ、設備などは我慢できるが、今本当に必要なことは教育ですと訴えていらっしゃいました。

LKSは毎年教科書に合わせて先生が指定し生徒が購入するもので、学期ごと、教科ごとにひとり、6冊から7冊、一年の購入費用は一人につき160000RPほどになるということでした。

 私たちの支援金は、ほかの団体、個人の寄付とは別会計でに使い道をきちんとして、かつフィードバックしてほしいということを伝えて、支援の方法は帰国後メンバーと話し合ってお返事しますとお話ししてきました。

                      

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