日本ニュース
2017.09.28
孤児院 Bumi Nusantara について
スマトラ島南西部 Bengkuluにある孤児院Bumi Nusantaraについて
今回の総会で支援を承認されたスマトラ南西部のスマトラにある孤児院 ブミヌサタラについてご紹介いたします。
ブミヌサンタラ孤児院は 昨年、私、山内加寿子が訪問した日本人学校“WASABI” (詳しくはJ2 Japan国内News160号)の学生さんが日本文化の紹介に訪れているところです。
日本人学校の校長先生で創立者であるジュマディさんから、孤児院の生徒たちの学費が滞っていて、支払いが一年遅れになっている、というお話を受け、詳しい孤児院の様子を伺いJ2netが支援できないかというご提案をさせていただきました。
以下孤児院の紹介はジュマディさんからの報告をまとめております。
現在、親を亡くした子供、貧困に寄って預けられた子供など、小学生が男子18名、女子16名、計34名 中学生が男子8名、女子12名、計20名 合計54名の子供たちが生活しています。
全員がイスラム教徒の方です。
国からの支援は子供一人あたり、1年に450000ルピアで、国以外の機関や個人の寄付を頼って運営されている施設です。
生徒一人当たりの学費は、教科書代や制服、靴などのほかワークシートや模擬試験、通学のお小遣いなどを含めると小学生が3500000ルピア、中学生は4400000ルピアになるようで、学費の滞納に及ぶほど厳しい状況です。
ジュマディさんは日本語をバンドンで勉強した後、日本の国費留学生として大阪大学でマスターを取得されたかたで、日本語能力が大変高く、こちらからの支援を円滑に活用していただけるものと思っております。
もちろんどのようなことに私たちの支援を行っていくかは現地を視察し、よく検討いたします。
gado gado.の皆さんが翻訳された本の送り先にもできるように本棚の設置なども相談できたらよいと考えております。
私は7月28日にブンクルに入り、ブミヌサンタラを訪れる予定です。
次回のニュースでご報告したいと思います。