日本ニュース
2016.08.04
JICA 地球ひろば設立10周年感謝祭
5月28日に「JICA地球ひろば」の10周年感謝祭があり、参加してきました。内容はグローバルフェスタと同じ、活動紹介、絵本の貼り付け、フェアトレード商品の販売でした。JICAからのせっかくのお誘いで、この時期に他のプログラムがなかったこともあり参加しました。
「JICA地球ひろば」は、2006年に広尾JICAに設けられました。2006年12月にアチェでインド洋大津波がありました。2009年にアートディレクターの水谷孝次さん(北京オリンピック開会式で子どもの笑顔がプリントされている傘を一斉に開くパフォーマンスを行った方)が、アチェで被災した船(津波パーク)で現地の子どもたちの笑顔の傘で飾ったMerry projectの報告会が「JICA地球ひろば」でありました。J2のメンバーもたくさん参加しました。その頃「地球ひろば」は登録団体を積極的に募集されていて、報告会会場で熱心にお声をかけていただき登録をしました。
JICA東京も同じ建物にあり、今は子ども支援チェルクの代表になられた松本さんと2010年ころ何回か訪れて、社会啓発のいろいろな展示やカフェ、フェアトレードグッズの販売を横目で見ていました。松本さんは、J2のいくつかのプログラムで、子どもの発達に関するセミナーの講師や支援者指導を担当して下さっていました。現在は専門的にインドネシアの子ども支援を目指されて、専門家だけの団体を作られて活動をされています。当時は、絵本の普及のプログラムの事業相談で行きました。登録団体は会議室を使うことができるのですが、他の国際協力関係知り合い団体が使っているを見て、私たちも使おうかなと考えていました。
JICAは建物があちらこちらにあります。本部は麹町、JICA東京は幡ヶ谷です。以前は広尾や新宿にもありました。現在は東京では3か所です。「地球ひろば」のある国際会議場は市ヶ谷、自衛隊の裏ですごい坂道を上って降りたところ、交通が不便なため、つい使わずに来てしまいました。登録だけはしています。
2014年度にJICA基金で助成金をいただきました。ソロでの奨学金と障害児のリハビリに関してです。そのこともあり、「地球ひろば10周年感謝祭」参加のお誘いがいくつかのルートからやってきました。何回もメールがあり、それならと参加した次第です。グローバルフェスタと同じ形でしたが、建物の中で小規模で、土曜日の人通りも少ないところで「はたしてお客は来るのだろうか?」と思いながら参加しました。参加団体はアフリカ系が多く、初めてお会いする団体さんが多かったです。ただ、行っていることはよく似ていて、展示の仕方や展示品など大変参考になりました。右の写真は、エプロン展示に利用した「地球ひろば」モニュメントの前で完成絵本をもって記念撮影です。お天気にも恵まれ、そこそこお客さんもあり、ゆっくりと売り方などを考えることができました。JICA関係者もたくさんブースを訪ねてくださり参加してよかったと感じました。