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2020.11.05

<コロナ禍におけるインドネシアからの報告 2020年9月> 

 <コロナ禍におけるインドネシアからの報告 2020年9月> 

インドネシアでは9月23日現在
感染者の人数は約285,000人
1日の感染者は約4.500人
死者は1万人を超えている。
9月14日には大規模社会的制限PSBBが再規制され、各種行動規制が再強化された。

第二弾!ヤヤサ アウリアからの報告
(北ジャカルタの貧困地区の住民たちのために、支援を続けて来たヤヤサン。
現在は事務所を閉じているが、元スタッフが個々に任意で関わっている。)

最近、元アウリアのスタッフが支援地区3カ所を訪問したが、住民たちは皆んな元気で大きな問題は起こっていなかった模様。
でも現在は、スタッフたちの近所でも感染者が出ているので、家から出るのが怖い状態との事。
プログラムなどを立ち上げることもできず支援活動もできる状況ではない。
ジャカルタはレッドゾーンに戻り、あちこちで危険な状態となっている。

各家庭では解雇や仕事にならない状況もあり困窮している。
国からは各家庭に、月60万ルピアを3ヶ月に渡り支援する動きはあった。

学校は今年いっぱい休校ではないかと言われており、オンラインに頼っている。
皆自粛を強いられているため、先生やスタッフも動けずにいる。
しかし、アウリアの関わる地域の子どもたちの多くは、パソコンやスマホを持っていない。
本人や親が持っていてもインドネシアはほぼプリペイドで、pulsa(携帯電話の通話用プリペイド)やquota(インターネット接続用プリペイド)を購入しないといけないが、それらを買うお金がない。
地域、学校によってはこれらの購入のための支給される事がある。

何よりも、関係者・子どもたちに感染者が出ている様子は、伺われなかったので一安心。
でも、危険な状態には変わりなく、インドネシアの累計グラフをみると未だ第1期の山が上り続けている。

今後も決して簡単な終息はないと感じます。
アウリアのスタッフが写真を送ってくれました‼︎
いつもなら、走り回る子どもたちや物売りのおばちゃん達。
洗濯をしたりおしゃべりしたり。
愉しげで賑やかな小道が人通りもなく寂しく見えます。

1日も早くJ2net ティムチュリタの人形劇や、
工作隊おにぎりのチームが子どもたちのところへ行けます様に❣️

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