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2023.12.16

夏の体験ボランティアキャンペーン2023~ご協力ありがとうございました(ご報告)~

「子どものころ、絵本を読んでドキドキ・ワクワクしたことを覚えているでしょう?絵本の寄贈を通して、新しい世界との出会いや、夢や想像力を広げたりする楽しさを、インドネシアの子どもたちに届けませんか。」

そんな呼びかけをしながら、今夏、ご案内させていただいた、夏の体験ボランティアプログラム『インドネシアの子どもたちに絵本を届けよう!』では、9月末日までに、中学生から大人の方まで34名の方にお申込みいただき、計56冊の翻訳絵本を仕上げていただきました。皆さま、ご協力ありがとうございました。

任意の事後アンケートからは、(活動に参加したことで)「インドネシアを身近に感じるようになった」「インドネシアという国や子どもたちについてもっと知りたくなった」など、活動前後で何かしらの変化を感じられた様子を知ることができました。

なかでも、「絵本寄贈を通した国際交流について知り、興味を持った」と回答された方は、最も多い結果に。読書啓蒙活動として絵本を贈る、という側面に加え、本のお話や挿絵を通して子どもたちに日本(文化)を紹介したい、また、参加者と現地の子どもたちを「絵本」がつなぎ、互いの国に関心を持つきっかけになってほしい、という私たちの想いに共感していただけたことは、とても嬉しいことでした。

小さなお子さんといっしょにインドネシアに想いを馳せながら作業をされたという声や、久々に絵本を手にして、ご自分の幼少期を懐かしく思い出した、お子さんに読み聞かせしたときのことを思い出して癒された、というご感想もいただきました。

インドネシアの子どもたちと絵本を共有・共感できる、というのも、この活動の魅力のひとつかもしれませんね。

ご返送いただいた翻訳絵本は、現在、寄贈本を証明するシールを貼ったり、メッセージの言葉にインドネシア語を書き添える、絵本を補強する透明カバーを貼るなど、現地への発送に向けて準備を進めています。これから寄贈先を選び、年度内には発送予定です。今後のご報告を楽しみにお待ちください。

今夏のプログラムは、私たちにとっても新しい経験であり、次の活動につながる大きな気づきにもなりました。ぜひ今後に活かしていきたいと思っております。

最後になりましたが、東京ボランティア・市民活動センターの皆様、関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

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