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2020.11.10

第三弾‼︎ 元日本人学校教諭 アニ先生からの報告

 <コロナ禍におけるインドネシアからの報告 2020年9月> 

第三弾‼︎ 元日本人学校教諭 アニ先生からの報告

現在も西ジャカルタ タンゲラン地区のsekolah Terbuka 無料の中・高学校を支援しています。
先生方のほとんどがボランティアで指導しています。

状況は厳しく、先生の息子さんも会社を解雇されたそうです。

学校は3月にコロナ以外の問題が発生しました。
財団が突然校長の移動を決め、反発した校長は辞任し新しい校長が来ましたが、
ボランティアで指導していた先生たちがそれに反対して、80%の先生が辞めてしまった。

辞めた先生方自身がこの学校の金銭的な支援者だったので、状況が厳しくなっていた。
そしてコロナで学校は休校になり、オンライン授業を始める。
やはりここでも68人分のクオーター(インターネット接続プリペイド)を購入するお金に苦労した。
国からの補助もあるが十分でなく、指導する先生はが乏しい。

先生の希望としては、生徒たちが手に職をつけられ、自立や就職に有利になる指導を受けさせてあげたい。
日本からその様な支援をしてもらえたら、大変嬉しい。

先生の住む地域タンゲランでも、ロックダウンされ感染者は増加し、
毎日救急車のサイレンが聞こえるそうです。

*番外編
先生が支援する無料の学校の先生が結婚。
その結婚式がユニーク⁉︎
コロナのため、花婿も花嫁もみんなマスク着用。
ボランティアの先生がZOOMで結婚式を公開。
お祝い金は銀行へ振り込まれます。
そして、結婚式の食事は各家庭へ配達されるそうです。

写真は、先生の支援する学校の生徒が、地域住民へのスンバコ(寄付品)を配布しているところです。
彼らは断食の時にもスンバコを配布しました。
そして、結婚式の写真です。

学校の子どもたちの中には、私も知っている子どもたちが居ます。
一年半前には新聞で作る手提げのワークショップをしに、学校へ行きました。
子どもたちが1日も早く、学校へ戻れる様に、
そして、熱心な先生方が戻られることを願わずにいられません。

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